新刊書が出ました。
JBS(日本ビジネスシステムズ)というシステムインテグレータ企業の代表・牧田幸弘氏の評伝です。
最先端のクラウド企業でありながら、「人が集まりたくなる場づくり」に力を入れており、特に社員食堂には並々ならぬこだわりを持っています。その味、雰囲気など、クオリティは港区の一流レストラン並み。いえ、虎ノ門ヒルズ森タワーの17階という超一等地にあり、かつ社員食堂価格であることを考えると、コスパは最強すぎます。
こうした「人が集まりたくなる場づくり」のおかげもあってか、昨年2023年8月には創業32年後にして初の上場。そして事業拡大につき、2024年4月には虎ノ門ヒルズステーションタワーに本社を再移転。社員食堂も新たにオープンするとのことです。
クラウドといえば、特に場所にしばられず、いつでもどこでもシステムやサービスを利用できるのが最大のメリット。コロナで一気に普及したリモートワークも、このクラウドの恩恵を受けています。当然、JBSの仕事も場所に縛られず、どこでも仕事ができます。むしろそれを率先すべき会社が、なぜ前時代的な「社員食堂」にここまで力を入れるのか……別件の取材でその立派な社員食堂に初めて足を踏み入れた瞬間、強烈に思ったのが、本書をてがけようと思ったきっかけです。
企業の人事担当者にとってみたら、今最も頭を悩ませるテーマである「人材確保」のヒントが見えるでしょうし、IT系企業関係者全般にとっては、90年代から現在にいたるまでの日本におけるITの歴史がリアルな臨場感とともに読み物として楽しめます。就活生にとっては、IT業界を理解するための助けとなるでしょう。そして経営者にとっては、今後どのような舵取りをしていくべきかの思索の手助けになるに違いありません。
今回はよくある社長の語り書きではなく、評伝のスタイルをとっています。自分で自分のことを自慢げに話すのを良しとしない牧田社長の性格を見越しての判断です。結果的に、牧田社長のすごさを客観的に伝える内容になったと自負しています。
また、この書籍はこれからの時代を支える若い方にも読んでほしくて、通常のビジネス書よりも平易な文体で書いています。ぜひ、高校生・大学生にも読んでもらえれば嬉しいです。
刊行日は2024年4月9日。
発行は日刊現代、発売は講談社。
全国の書店のほか、Amazonでも好評販売中です。
『なぜ最先端のクラウド企業は、日本一の社員食堂をつくったのか?』
ぜひお買い求めください。
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by おやびん
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